おしゃれで大容量なルーフキャリアをDIY

キャンプブームもあり、今では見かけることも多くなったルーフキャリア。

皆さんは使っていますか?

私もすっかりお世話になっていますが、、、

この黒くて無骨なイメージを何とかしたい!

という方も多いのではないでしょうか?

今回は、ルーフキャリアもおしゃれに、使いやすくするDIYをご紹介します。

完成イメージと図面。

まずベースとなっているルーフキャリアがこちら。

タフレック ルーフキャリア タウンエース S402M用 Pシリーズ

このルーフキャリアを木材でオシャレにDIYしていきます。

完成図はこのようなイメージです。

これを作るためにまず、どんな長さの木材が何本必要か計算します。

立体的な構造の場合は、もっと正確な図面を引きますが、今回は板を並べるだけなので手書きでOKです。

ルーフキャリアの内径を測って、すのこ状に板を敷くには1×4材が何本必要になるか計算します。私の場合は縦に9本を並べるようにしました。

敷き詰めても良いのですが、荷締めベルトを取り付けるスペースを確保するのと、板が多すぎると車体重量が重くなりすぎてしまうため、適度に空間を開けたすのこ状にしています。

用意するもの。

それでは、完成品をイメージしながら用意するものを見ていきましょう。

ホームセンターで買うもの

  • 1×4(ワンバイフォー)の木材
  • 木材を固定するための金具とネジ
  • 木材用のニス
家にあれば買わなくていいもの

  • ネジを留めるインパクトドライバー
  • ニスを塗るための刷毛(ハケ)
  • 紙やすり
  • 軍手

最初にお伝えしたいのですが

無理に良い木材や高価な道具を揃える必要はありません。

壊れたら直す。くらいの気持ちで気軽に楽しみましょう。

素材と使い方。

まず、買うものを見ていきたいと思います。

いつも利用させていただいているロイヤルホームセンターの通販リンクも貼っておきますので

そちらを見ていただきながら、自分の車のサイズに合わせて長さを調整してください。

1×4(ワンバイフォー)の木材

購入した木材はこちら。

ホワイトウッドという木材で初心者でも扱い易い質感です。

厚さは1inch×4inchのワンバイフォーという規格サイズで、量産されているため非常に安価に購入することができます。

この木材を、自分の車のルーフキャリアの長さに合わせて店舗でカットしてもらいましょう。

このように店舗でカットしてもらえば、ズレも無いし持ち帰りやすいのでお勧めです。

必要な本数は以下の通りです。

  • 2140mm×9本 縦部分
  • 1240mm×4本 長い板同士を繋げる横部分

木材を固定するための金具とネジ

木材とルーフキャリアを固定するためにサドルバンドというU字型の金属を使います。

大きさが数種類あるのでルーフキャリアに合わせて選んでください。

このU字金具を留めるのに使うのが木材用のネジです。

形や色も沢山あるので好みに合わせて選んでください。

長さは1inchの板2枚に貫通しないように25mmを選びます。

他にも、補強用にフラット金具を購入しました。

使い方は後述を参考に。

木材を保護するニスはこちら。

こちらも好みに合わせて好きな色を選んでください。

以上が今回のDIYで必要な素材になります。

木材を紙やすりでキレイにする。

DIYの最初の工程は木材をやすりで整えることから。

特に角は木材のトゲトゲ(バリと言います)が残っているので、指に刺さらないように丁寧にやすっていきます。

紙やすりは裏に書いてある番号で荒さが決まっているのですが#120~#240番を使えば大丈夫です。

購入した木材にはワックスやインクがついている所もあるので、これらもやすりで落としておきましょう。

木材にニスを塗る。

次に木材にニスを塗っていきます。

これは色を決めるだけでなく、木材を腐食から守る効果がありますので、最低でも2回以上重ね塗りしていきます。

ムラが出来ても気にしない。
重ね塗りをすると色ムラは落ち着くので気にせずどんどん塗っていきましょう。

塗り終わったらしっかりと乾燥させます。

あとは、組み立てるだけ。

ニスの乾燥が終わったらいよいよ組み立て作業に入ります。

組み立てには順番がありますので、注意してください。

組み立ての順番は以下の通りです。

1.長い縦板2枚をルーフキャリアの両端にサドルバンドで固定する

2.固定した縦板に短い横板をネジで固定する

3.板を等間隔に固定していく

この時、等間隔になるように小さな木片で幅を測るとキレイになります。

4.フラット金具とサドルバンドで更に固定する

最後にこの写真のようになれば完成です。

フラット金具を使って短い横板でルーフキャリアのポールを挟み込みます。

※お使いのルーフキャリアに合わせて、金具の位置と量は調整してくださいね。

車本体に再び取り付けて完成!

最後に車にルーフキャリアを戻すのですが、、、

木材の分だけかなり重たくなっているので、持ち上げる際は十分に注意してください。

なんとか、持ち上げたら、固定ボルトでしっかり留めて。
上から見たらこんな感じに。

まとめ。

いかがでしたでしょうか?

難しそうに見えますが、今回の作業は

ニスを塗る。

ネジで留める。

の二つだけ。

あとはメジャーで板の長さをちゃんと測ることが出来れば、自分だけのステキなルーフキャリアを作ることが出来ます。

是非、皆さんも挑戦してみてくださいね。

旅の道具

Posted by wake